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CPとモジュールの換算方法|CP5・CP10はMいくつ?計算式と早見表

技術情報

TECHNICAL INFORMATION

ラックギヤ・歯研ラック・各種歯車の設計、加工・製作をご検討の際に役立つ技術情報をご紹介します。

D-13

CIRCULAR PITCH / MODULE CONVERSION

CPとモジュールの換算方法|CP5・CP10はMいくつ?計算式と早見表

CP(円ピッチ)とモジュール(m)は、標準的な直歯歯車では「CP=π×m」の関係にあります。

たとえばCP5はM約1.5915、CP10はM約3.1831に相当します。CP値とモジュール値は、数式で相互換算できます。

このページではCP・モジュール・DPの換算式、代表的なCPサイズの早見表、数値を入力できる計算ツールと、製作時の注意点を紹介します。

CONVERSION EXAMPLE

CP10円ピッチ 10mm
→
M ≈ 3.1831m = 10 ÷ π
換算値は近似値です。呼びモジュールと同一視せず、歯形仕様を確認してください。

CONVERSION FORMULAS

CP・モジュール・DPの換算公式

CP(Circular Pitch:円ピッチ)は円周方向に測る歯のピッチ(mm)、モジュールmはピッチ円直径(mm)を歯数で割った値です。DPはインチを基準にしたダイヤメトラルピッチです。

CP → MODULE

CPからモジュール

m = CP ÷ π

CP:mmm:mm

MODULE → CP

モジュールからCP

CP = π × m

π ≈ 3.14159265

MODULE ↔ DP

モジュールとDP

DP = 25.4 ÷ m

m = 25.4 ÷ DP

25.4mm = 1inch

CPからDPへ直接換算する場合:
DP = 25.4 × π ÷ CP

DPからCPへ直接換算する場合:
CP = 25.4 × π ÷ DP

換算に用いるCPはmm単位です。図面に記載されたCP値がどの方向のピッチか、特にはすば歯車では確認が必要です。

01

CP

円ピッチ(mm)

02

m

モジュール

03

DP

ダイヤメトラルピッチ

04

π

約3.14159

CONVERSION REFERENCE TABLE

CP2〜CP25のモジュール・DP換算早見表

よく照会されるCP値をモジュールおよびDPに換算した理論値です。モジュールは小数第4位、DPは小数第3位で四捨五入しています。

CP規格

モジュール m(近似)

DP(近似)

円ピッチ

CP2

0.6366

39.898

2mm

CP2.5

0.7958

31.919

2.5mm

CP3

0.9549

26.599

3mm

CP4

1.2732

19.949

4mm

CP5

1.5915

15.959

5mm

CP6

1.9099

13.299

6mm

CP7.5

2.3873

10.640

7.5mm

CP8

2.5465

9.975

8mm

CP10

3.1831

7.980

10mm

CP15

4.7746

5.320

15mm

CP16

5.0930

4.987

16mm

CP20

6.3662

3.990

20mm

CP25

7.9577

3.192

25mm

この表は数学的な換算表です。カッターや設備による製作可否、ラックとピニオンの互換性を保証するものではありません。特にCP10=M3.1831(近似)であり、M3と同一仕様ではありません。

INTERACTIVE CONVERSION

CP・モジュール・DP換算計算ツール

換算したい値を1つ入力すると、ほかの2つの理論値を表示します。小数点以下の丸め方によって図面値と差が出る場合があります。

CP(mm)10.0000
モジュール(m)3.1831
DP7.9796

計算ツールは理論換算用です。特注製作時には圧力角、歯形、精度、ねじれ角、相手部品などを図面で確認してください。

DESIGN CHECK POINTS

換算だけでは判断できない製作・組合せ条件

CP値とモジュール値を換算できても、そのまま市販のモジュール歯車と組み合わせられるとは限りません。次の項目を確認してください。

01

圧力角

相手ラックとピニオンの仕様を一致させる。

02

歯形・規格

呼び寸法だけで互換性を判断しない。

03

直歯・はすば

ピッチの基準方向、ねじれ角と向きを確認。

04

歯幅・取付

相手部品の寸法、バックラッシ、位置関係。

05

材質・精度

熱処理、加工公差、用途・荷重条件を確認。

CP5 EXAMPLE

CP5はMいくつ?

5 ÷ π ≈ M1.5915。標準呼びのM1.5とは円ピッチが異なります。

CP5M1.5915

CP10 EXAMPLE

CP10はMいくつ?

10 ÷ π ≈ M3.1831。M3に近いように見えても同じ歯のピッチではありません。

CP10M3.1831

M3 EXAMPLE

モジュール3はCPいくつ?

3 × π ≈ CP9.4248mm。CP10ではありません。

M3CP9.4248

MANUFACTURING CONSULTATION

CPラックギヤ・ピニオン製作のご相談

三橋歯車製作所では、CPラックギヤの歯切り加工や、対応するラック用ピニオンギヤの製作についてご相談いただけます。

換算値だけでは加工条件を決められないため、CP値・歯数・圧力角・材質・寸法・数量などを図面で確認して対応可否をご案内します。

CPラック・ピニオンの製作を相談する
01

CP値・モジュール・DP

02

圧力角・歯形

03

歯数・歯幅

04

材質・熱処理

05

取付形状・必要精度

06

数量・希望納期

FAQ

CPとモジュールの換算でよくある質問

QCP10はモジュール3と同じですか?
A

同じではありません。CP10をモジュールに換算すると約3.1831です。一方、M3の円ピッチは約9.4248mmです。

QCP5をモジュールに換算するといくつですか?
A

CP5 ÷ π で約M1.5915となります。これは数学的な換算値であり、M1.5の部品とそのまま互換になるわけではありません。

QモジュールからCPを求める式は?
A

CP(mm)=π×モジュールmです。例えばM2ではCPは約6.2832mmとなります。

QCPとDPを直接換算できますか?
A

はい。DP=25.4×π÷CP、CP=25.4×π÷DPです。CPはmm単位で計算します。

QCP値が同じラックとピニオンは必ずかみ合いますか?
A

いいえ。圧力角、歯形、歯幅、ねじれ角などの仕様も確認が必要です。既製品と組み合わせる際はメーカー・型番・図面をご用意ください。

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