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薄いラックギヤ・異形断面ラックは加工できる?

技術情報

TECHNICAL INFORMATION

ラックギヤ・歯研ラック・各種歯車に関する
基礎知識や、製作をご検討の際に役立つ情報をご紹介します。

R-06

THIN & SPECIAL SECTION RACK

薄いラックギヤ・異形断面ラックは加工できる?

ラックギヤは標準的な角材だけでなく、薄い板状、細い断面、段付きなどの異形断面で必要になる場合があります。

薄物・異形断面では、歯切りそのものよりも素材の反り、保持方法、加工順序、追加工とのバランスが難しくなることがあります。

図面条件を確認し、加工中の変形や治具の必要性を含めて対応可否を検討します。

SECTION SHAPE

標準断面保持しやすい
↔
薄物・異形断面変形・治具を確認

SECTION BASICS

薄いラック・異形断面ラックとは

薄物ラックは板厚や高さが小さく、加工中の変形やバリの影響を受けやすい形状です。

異形断面ラックには段付き、片側逃げ、特殊幅など様々な形状があります。

形状によっては専用治具や工程変更が必要になります。

01

薄物

板厚・高さが小さい

02

段付き

断面に段差がある

03

逃げ形状

一部切欠き・逃げ

04

専用形状

装置に合わせた断面

PROCESS COMPARISON

標準断面と薄物・異形断面の加工上の違い

薄物・異形形状では、固定方法と加工順序がより重要です。

項目

標準断面

薄物・異形断面

保持

一般的な固定方法で対応しやすい

専用治具や支持方法を検討

変形

比較的抑えやすい

反り・ねじれに注意

追加工

工程を組みやすい

穴・段加工との順序が重要

数量

少量でも対応しやすい

治具費とのバランスを確認

薄物では歯切り後に反りが出る場合もあるため、素材状態と加工順序を含めて検討します。

PROCESSING POINTS

薄物・異形ラック加工のポイント

形状に応じて、歯切り前後の工程を組み立てます。

FIXTURE

保持・治具

加工中の浮きや振動を抑える固定方法を検討します。

治具固定振動

WARP

反り・ねじれ

素材の残留応力や加工除去量による変形を考慮します。

反りねじれ薄物

SEQUENCE

加工順序

穴・段・端面・歯切りの順序を形状に合わせて検討します。

工程穴加工端面

APPLICATIONS

薄物・異形断面ラックが使われる主なケース

01

省スペース装置

狭い取付スペースに合わせる。

02

専用機

装置構造に合わせた特殊断面。

03

薄板機構

軽量化・小型化が必要な部品。

04

既存品置換

旧部品と同じ特殊断面を再製作。

CHECK POINTS

加工可否を確認するための項目

断面形状が分かる図面があると、治具・工程判断がスムーズです。

01

板厚・高さ

最小部寸法を確認。

02

全長

反り・保持条件に影響。

03

材質

S45C、SUSなど。

04

穴・段

追加工位置・公差。

05

数量

治具費とのバランス。

CONSULTATION POINTS

薄物・異形ラックをご相談いただく際の情報

断面形状が分かる図面をお送りください。

相手ピニオン、取付方法、数量も分かると対応可否を判断しやすくなります。

薄物・異形ラックについて相談する›
01

断面図

02

全長

03

材質

04

モジュール

05

追加工

06

数量・用途

FAQ

薄いラックギヤ・異形断面ラックは加工できる?についてよくある質問

Q薄いラックギヤでも加工できますか?
A

板厚、全長、材質、歯形、保持方法などを確認したうえで対応可否を判断します。

Q段付き断面でも加工できますか?
A

形状と工具干渉、固定方法を確認し、加工可能か検討します。

Q治具が必要になることはありますか?
A

薄物や特殊形状では専用治具が必要になる場合があります。

Q1個だけでも相談できますか?
A

可能ですが、治具費・段取り費の割合が大きくなる場合があります。

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