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2000mm長尺ラックギヤの製作について

技術情報

TECHNICAL INFORMATION

ラックギヤ・歯研ラック・各種歯車に関する
基礎知識や、製作をご検討の際に役立つ情報をご紹介します。

R-03

LONG RACK GEAR

2000mm長尺ラックギヤの製作について

長いストロークを必要とする装置では、ラックギヤの全長が製作可否を左右する重要な条件になります。

当社では、ラックギヤ・歯研ラックともに長尺品の製作を検討でき、最大2,000mm程度までを目安に対応しています。

ただし、モジュール、断面形状、材質、熱処理、必要精度、追加工などにより製作条件は変わります。

MAXIMUM LENGTH

2,000 mm
ラックギヤ・歯研ラックの長尺品を図面条件に応じて検討

LONG RACK BASICS

2000mm長尺ラックギヤを検討するときの考え方

長尺ラックは、全長だけでなく加工時の保持、材料の反り、熱処理後の変形、取付基準、必要精度まで含めて検討します。

とくに長さが大きくなるほど、ブランクの真直度や取付面の状態が最終的なかみ合いに影響しやすくなります。

装置側のストロークと必要精度から、1本で製作するか、複数本を連結するかを判断します。

01

全長

最大2,000mm程度を目安に検討

02

断面形状

幅・高さ・逃げ形状を確認

03

精度

歯切り・歯研を用途で選定

04

取付

基準面・穴位置・継ぎ位置を確認

ONE PIECE OR JOINT

1本製作と複数本連結の考え方

必要ストロークや取付条件によって、長尺1本での製作と複数本の連結を使い分けます。

方式

メリット

注意点

1本の長尺ラック

接続部がなく、取付後の管理がシンプル

材料・加工・搬送条件を確認

複数本を連結

2,000mmを超えるストロークにも対応しやすい

接続部の歯ピッチ・高さ・取付基準が重要

歯研長尺ラック

位置決めや滑らかな送りに有効

熱処理歪み・研削代・必要精度を確認

連結部をピニオンが通過する用途では、端部歯形と取付基準の管理がとくに重要です。

MANUFACTURING POINTS

長尺ラックギヤ製作で重要なポイント

長尺品では、通常長さのラック以上に素材・工程・取付条件を総合的に確認します。

MATERIAL STRAIGHTNESS

素材の反り・真直度

細長い素材では、材料状態や加工中の変形が仕上がりに影響します。

反り真直度素材

HEAT TREATMENT

熱処理と歪み

高周波焼入れ・浸炭焼入れなどを行う場合は、熱処理後の変形を考慮します。

熱処理歪み研削代

INSTALLATION

取付基準

長い距離で使用するほど、取付面・基準面・穴位置の精度が重要になります。

取付基準面穴加工

APPLICATIONS

長尺ラックギヤが使われる主な用途

01

切断機・切断装置

長いワーク送りや切断位置の移動機構。

02

搬送設備

長ストロークの搬送・移載機構。

03

大型専用機

大型装置の直線駆動や移動機構。

04

自動化設備

長距離を繰り返し移動する駆動部。

CHECK POINTS

製作相談で確認したい項目

長尺品は図面だけでなく、相手ピニオンや装置側の使用条件も確認すると検討がスムーズです。

01

全長・断面

必要全長、幅、高さ、端部形状。

02

モジュール

圧力角、歯形、ピニオン条件。

03

材質・熱処理

材質、硬度、焼入れ範囲。

04

精度

位置決め、歯研の要否。

05

追加工・取付

穴、段、端面、基準面。

CONSULTATION POINTS

2000mm長尺ラックギヤをご相談いただく際の情報

長尺ラックは、全長だけでは製作可否を判断できません。

図面、相手ピニオン、必要精度、取付方法などをご提示いただくと確認がスムーズです。

長尺ラックギヤの製作について相談する ›
01

ラックギヤの図面

02

必要全長・断面寸法

03

モジュール・圧力角

04

材質・熱処理

05

必要精度・歯研の有無

06

相手ピニオン・取付条件

FAQ

2000mm長尺ラックギヤの製作についてについてよくある質問

Q2,000mmのラックギヤは必ず製作できますか?
A

最大2,000mm程度までを目安に対応していますが、断面形状、モジュール、材質、熱処理、必要精度などにより対応可否が変わります。図面を確認のうえ判断します。

Q2,000mmを超える場合はどうしますか?
A

複数本を連結して使用する方法が検討されます。接続部の歯ピッチ、取付基準、ピニオンとのかみ合いを確認する必要があります。

Q長尺ラックを歯研できますか?
A

条件によって歯研ラックとしての製作を検討できます。全長、モジュール、断面、熱処理、必要精度を確認します。

Q熱処理後の長尺ラックは歪みませんか?
A

熱処理による変形が生じる可能性があるため、材質、熱処理方法、加工順序、研削代などを含めて検討します。

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